MULTI SENSORは3軸のジャイロ(Z軸にi-FOG、XとY軸にMEMSジャイロ)と加速度計で構成され、角速度、加速度を検出し、さらに姿勢角(ロール角、ピッチ角)と方位角を算出します。
また、外部GNSS受信機から入力される位置、速度等の情報と、外部から入力される速度データを用いた複合航法装置としても使用することができ、自動運転に必要とされる精度を実現した慣性計測装置です。IP65 防水タイプが新たにラインナップに加わりました。
NEW
ジャイロは原理の違いにより精度や特徴の違いがあり、用途に合ったセンサを選定する必要があります。
MULTI SENSORは、MEMSジャイロと光ファイバジャイロを組み合わせることで、それぞれの価格と精度の差を埋める新しいコンセプトによって開発されたIMUです。
光ファイバジャイロi-FOG
方位角精度0.1°/h
×
MEMS IMU
姿勢角精度0.1°
=
高層ビルの影響でGNSS信号が屈折して遅れて届くマルチパス環境下や、トンネルのような地下空間ではGNSS信号が途切れた状態になります。MULTI SENSORはそのような環境でも、複合航法演算を行うことでデッドレコニング(Dead Reckoning /自己位置推定)が可能です。
MULTI SENSORの特徴、自己位置推定の計測事例の動画を配信中です。ぜひこちらからご覧ください。
項目 | 仕様 | |
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形式 | TAG350N2□00 | NEWTAG352N2□00 |
演算方法 | 複合航法演算 | |
サイズ | 85×85×78.5mm | 160×100×85mm (防水ケース IP65) |
質量 | 600g以下 | 1500g以下 |
電源電圧 | 9V~28V DC | |
出力 | RS232/CAN | |
出力データ |
※GNSSモジュールの購入、接続方法はこちら |
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角速度レンジ | ±200 deg/s | |
加速度レンジ | ±3G / ±6G | |
角速度バイアス | Z軸:0.1 °/h rms XY軸:0.2 °/s rms |
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加速度バイアス | 5mG rms | |
使用温度範囲 | -20 ~60℃ | |
周波数応答 | 20Hz | |
出力更新レート | RS232C:50Hz CAN:50Hz |
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付属品 | (別売)通信ケーブル:形式 EU8953N1001 | (別売)通信ケーブル:形式 EU8971N1001 |
※ 防水ケースタイプ開発中。詳細はお問合せください。